病状と対策
写真は、兵庫県龍野市の天然記念物「片シボ竹林」における平成10年1月時点の羅病状況です。
この竹林は天然記念物に指定されている片面だけが交互にシボチクになるという珍種ですが、それがテングス病にやられてひどい状態でした。このようになると、葉がいちじるしく減少し、放置しておくと枯死に至る可能性もあることから、これの対策に着手しました。
さて、この病気の対策ですが、結論から言って、「伐って燃やす」のみです。
農薬は一時的には効果があっても完全な対策にはなりません。したがって、単純明快! 伐って燃やせ! のみです。
そこで、このケースでは羅病した竹をすべて伐り倒し、その上で土壌改良と施肥によって竹林に活力を与えるという方法を採りました。
その時、残された健全な個体はそれこそ数本だけという荒治療でしたが、それから数年後の現在では見違えるように天然記念物の竹林が蘇っていると聞きます。
この竹林は天然記念物に指定されている片面だけが交互にシボチクになるという珍種ですが、それがテングス病にやられてひどい状態でした。このようになると、葉がいちじるしく減少し、放置しておくと枯死に至る可能性もあることから、これの対策に着手しました。
さて、この病気の対策ですが、結論から言って、「伐って燃やす」のみです。
農薬は一時的には効果があっても完全な対策にはなりません。したがって、単純明快! 伐って燃やせ! のみです。
そこで、このケースでは羅病した竹をすべて伐り倒し、その上で土壌改良と施肥によって竹林に活力を与えるという方法を採りました。
その時、残された健全な個体はそれこそ数本だけという荒治療でしたが、それから数年後の現在では見違えるように天然記念物の竹林が蘇っていると聞きます。